【人材育成・仕事の基本】生産性が劇的に向上!「考えているフリ」から脱却し成果を出す思考習慣

【人材育成・仕事基礎】

仕事場面に限ったことではないかもしれませんが、時間が掛かった割には課題が進んでいないということがあります。

自分は必死で考えているつもりなのに、何も案が出てこない、なんていうことはありませんか。

こんな時は本当にものごとを考えられているのでしょうか?このような事態に陥りがちですが、そういった事態に陥っていることに気づけば対策ができます。

これができれば体感でいうと、成果の出るスピードは倍くらいに上がると思います。

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①思考のタイムリミットは「2分」と決める

スケジュールだけを意識していても、スピードは上がっていきません。

全てのことに対して2分以内になんらかの結論を出す、もしくは判断して行動に移す、形にすること、新しい切り口を出すことを実践するだけで確実に変わります!
常に時間の圧力を感じる中で頭を働かせ続けるため、これまでにないほど前進している感覚を得られます。

あまり慣れていないうちは一定時間を過ぎると一気に集中力が落ちる感覚がありますが、むしろそれが頭を使っている証拠です。成果を出すまでの時間も短縮されているため、全く問題ありません。

②2分以上は「悩み」ではなく「妄想」。すぐに行動を切り替える

すっきりする答えが出せたときの多くは、ひらめきのように一瞬で答えが出ることが多いと思います。このことからもわかるように考えている時間と成果は直結していないと言えます。

むしろ短時間ごとに判断してそれを積み重ねていくことが、成果を高めることに繋がります。経営者の仕事は結論を出すこととよく言いますが、常に結論を出していく。その繰り返し、蓄積の結果、感覚が研ぎ澄まされていって、切れ味の鋭い判断に繋がっているように思います。

感覚としてですが2分以上考えていても、そのほとんどが妄想や同じところを巡回している、関係ないことを考えているだけになっていると思います。
※参考書などを読んでいるときもこれを意識すると流し読みによる時間の浪費もなくなります。

例えば、「メール1通の返信方針を2分で決める」「今日のタスクの優先順位を2分で決める」「資料の目次案を2分で書き出す」といったどんな小さなことも全部まずは2分でやってみましょう。この感覚を繰り返し体感していくことから仕事のスピードは上がっていきます。

2分考えて次の方針が見えてこないときというのは、「誰かに聞く」「何かで調べる」といった行動へ切り替える必要があります。

③インプットもアウトプットも「要点」を掴むクセをつける

短時間で判断していることを意識していると、それに付随して短時間で判断できるように情報をインプットする段階から、端的に情報を掴むように話を聞く、文章を読む、相手の反応を見るようになってきます。

無駄な情報は早々に排除し、気になることへの疑問はどんどん出てくるようになり、その場で認識する情報の精度も高くなっていきます。

なので逆に自身が何かを発信する側になった時には、端的な情報発信を心がけるようになります。

結果としてお互いの時間をとても効率化することができます。
「仕事ができる人」同士のやり取りが非常に早く終わる場面を見かけることがありますが、それもこういった思考や心遣いの積み重ねの結果なのでしょう。

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