【人材育成】思考が深い人と浅い人の違いは?思考を深める3つのポイント

【人材育成・仕事基礎】

日々多くの人と接しますが、その中でも思考が深い人というのは少しやり取りをする中でも、思考レベルの違いを感じることができます。

逆に浅い人の場合も簡単にばれてしまうのでそういった人は当然ですが信頼されません。

この違いは直観や周囲化の評価をから感じて判断していることが多いと思います。

実際に思考が深い人と浅い人の違いがわかれば良い部分を真似て深く思考して答えを出せるようになれると思うので、この2者の違いがどういった構造にあるのかを考えていきたいと思います。

今回のポイントは3つになります
①思考が深い人とはどのような人か?
②違いはどれだけ『仮説⇒検証』を積み上げられるか
③思考の深め方の実践方針

①思考が深い人とはどのような人か?
思考が深い人とは、特定の分野に限らずどのような分野に対しても答えを導き出してくれるような雰囲気があります。

専門職をしていると、専門的な知識を身に付けないと答えが出せないと思いがちですが、実際にはより根本的な『考える力』がないと専門知識も活かせないし、そもそもの専門知識を身に着けるのにとても時間が掛かることになります。

そこの誤解に早く気づくことで、まっすぐ成長に向かっていけますが、そのことに気づかず成果が出ないことの原因を専門知識や経験の不足に置き換える人は、成長にとても時間が掛かります。

②違いはどれだけ『仮説⇒検証』を積み上げられるか
では思考が深い人というのは何を深く考えているのか?

基本的な思考としては、
課題発掘⇒仮説⇒検証(対象の反応の想定など)⇒答え⇒課題発掘⇒・・・繰り返しになっていると思います。
思考が浅い人というのも同じような過程を踏んでいるとは思いますが、これを繰り返している回数の違いが思考の深さの違いになっていると思われます。
課題が変わっても『検証』の対象を変えるだけです。

思考が深い人というのは『仮説⇒検証(同化)』の部分を無数に繰り返していますが、思考が浅い人とは『仮説⇒検証⇒答え』が1つのルートが見つかると満足してしまって終わります。

それは説明のときなどに顕著に違いが現れます。検証が無数に行われていれば、相手に1回で伝わらなかったときには相手が理解できるように、別の切り口で説明してくれるし、質問に対してもこちらが納得できる答えを提示してくれます。しかし、少ない切り口での検討しかできていないと、何度も同じ説明をしたり、追加質問されても想定外となってしまい回答もあいまいになってしまいます。

③思考の深め方の実践方針
・課題発掘⇒仮説⇒検証⇒答え⇒課題発掘⇒・・・繰り返しをしっかりと形(文章がベスト)にして内容を精査して周囲に聞いてもらう

・普段から思考の深い人の『仮説⇒検証』の部分でどのように思考したのかを『仮説⇒検証』してみることで思考を深める。この構造が見えていればどのような思考をしているのかという、答えの前段部分を聞いてみることで真似ることができるようになる。

・『仮説⇒検証』の部分を中途半端で止めてしまっているということを自覚し、大丈夫だろうという思い込み(経験や感覚)で判断しない

・ずっと考え続ける。他の事をしながらでも頭の片隅に残しておく。

相手の反応をよく感じ取る自分の成果品や発言に対して相手がどのような反応を示しているかが物差しである。誰でも言いにくいことを指摘してくれるわけではないので、どれだけ自身で感じ取れるかが重要。

上手くいかない方向に向かいやすいのは、例えば期日的な圧力(わかりやすい圧力)が生じたとき。その圧力を突破するのかということが第一課題となってしまい期限内に収めるために課題を増やしたくないという思いが働き課題発掘が行えないということがあります。これが結果として、手戻りを起こして時間が掛かるということもよくあること。。。

こんな時こそ落ち着いて上手くいく方法を実践していきましょう。

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