【構造設計倫理】– category –
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【構造設計倫理】
【わかりやすい構造設計】建築基準法改正の裏側/「性能設計」を阻むものと、設計者が向き合うべき課題
過去の記事では、地震被害を受けた法改正の歴史と、それを踏まえた技術的な視点について書いてきました。今回は同じく法改正をテーマに、少し視点を変えて、制定された「意図」と、実際の「運用」の間に横たわる課題について考えてみたいと思います。 ①増... -
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【わかりやすい構造設計】構造図・計算書・コストでの比を使ったチェック
構造設計に限りませんが建築設計の中では数字を扱う場面が多くなります。その場でどんな数値も細かく算出していては膨大に時間が掛かってしまい、設計が進まなくなります。 チェックのスピードを上げたり、大きな間違いをなくすために比を使うことがとても... -
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【わかりやすい構造設計】幅を持って安全性をデザインしていく
構造設計は自然という未知の世界を対象としており、建築基準法や基準をそのまま当てはめて満足させたからといって、本当に耐震性があるとは限りません。計算屋ではなく構造設計者になろう!根拠の積み重ねが結果に繋がる建築構造設計の世界を知る~自然の... -
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【わかりやすい構造設計】直感が置き去りにならない一貫計算との付き合い方
構造計算の中で建物全体の計算を行うソフトのことを一貫計算と読んでいます。本ブログの中でも電算との付き合い方についていくつか記事を書いてきました。 その中でも特にこの一貫計算と呼ばれる電算が担う部分が多く、名前に一貫という言葉が付いているだ... -
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【わかりやすい構造設計】耐震性は耐力と硬さ(剛性)のバランスで考える~構造計算プログラムの結果が正しいとは限らない
構造設計の中での大地震に対する検討の考え方について以下の記事で書いてきました。 大地震時には損傷前提で設計している!?今回はそれらも踏まえて具体的な検討法の留意点について書いていきたいと思います。 ①地震に対してどんな検討をしている? 構造... -
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【わかりやすい構造設計】構造設計者(エンジニア)は未知課題に謙虚に向き合うことが不可欠
構造設計は未知の自然外圧に対しての安全性を考える必要があるため、絶対がない世界です。 人間の追求力というのは未知の課題に取り組んでいくことで成長していくものです。ゲームのレベル上げとは違って倒せる敵を何度も倒したからといって成長していくこ...